「これ以上の屈辱はない」同じ相手に同じ場所で負けることを許さなかった黒田監督の“常勝の哲学”【町田/天皇杯】
「前回の敗戦(11月9日にリーグ戦で0−1と黒星)で悔しい思いをして、同じ相手に同じピッチで2回連続負けることはこれ以上の屈辱はないと、それが選手たちの心を動かしました。
勝因のひとつは、黒田監督の交代策にあるだろう。指揮官はこの日の采配について次のように話した。
「延長も覚悟していたので、交代を早くせず、時間を伸ばしながら、コンディション調整をしながら、しっかりと見極めながら選手を使っていきました」
実際、途中出場のオ・セフンが1ゴール・1アシストと結果を出している。また守備についても「ギャンブルをせず、焦れずにシンプルにやり続けろと、昌子(源)を中心にそれを遂行してくれた」と黒田監督は語った。
トーナメントの勝ち方を熟知している。黒田監督のコメントから感じ取れたのは、この指揮官が青森山田高時代に築いた“常勝の哲学”だった。ただ、当然ながら黒田監督はこれで満足しているわけではない。
「まだあくまでファイナルを決めたに過ぎない」
11月22日のヴィッセル神戸との決勝に向け、黒田監督はファン・サポーターに熱いメッセージを送った。
「ファン・サポーターに最高の笑顔を届けられるように、胸に星をつけられるように、クラブの歴史をひとつ刻めるように、最高の準備をしたいです」
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】国内でガーナ&ボリビアと対戦!年内最後の親善試合に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
