JRT四国放送

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徳島市の阿波おどり開幕まであと2週間、フォーカス徳島では本番を間近に控え、練習に打ち込む連の横顔を、7月28日からシリーズでご紹介します。

初日は、親から子、また祖父から孫へと踊りが受け継がれている「天水連」です。

2026年で結成80年。

「天水連」です。

天水とは、阿波弁で「楽天的でお調子者。でも1つのことに熱中したらとことん極める」ということ。

その名の通り、踊り一筋に取り組んできました。

(天水連 5代目連長・日下善仁 連長)
「常に天水連を超えていくのが天水連だということで、去年と違うものを今年も見せられたら」

女踊りは、水辺に遊ぶ天女のようにしなやかに舞い、男踊りは時に宙を飛びダイナミックに踊る。

そして、見せ場の一つが凧を引いたようにおどる「やっこ踊り」、正調を基調とした古きを守り進化を続ける、それが「天水連」の踊りです。

連員は踊り子、鳴り物合わせて総勢200人あまり、その数は県内でもトップクラスを誇ります。

2025年は、伝統を受け継ぐ若い世代が多く入りました。

中学3年生の岩根有希さんたち3人組、2025年、本格的に阿波踊りを始めました。

有希さんが目指すのは、踊り歴30年以上の副連長、母・千晶さんです。

(岩根有希さん)
「いつもすごいと思うので、早く追いつけるように頑張りたい」

(母・千晶さん)
「率直に嬉しい、まだまだ踊りももっともっと極めてほしいなと思います。」

踊りや全体のフォーメーションも、母から直接指導を受けます。

母の背中があれば、祖父の背中を追って踊りを始めた人もいます。

(村橋弘美さん)
「じいちゃんがずっとしよったことを、孫たちがやってくれるという最高の力になってるような」

「天水連」やっこ踊り初代引手の村橋弘美さん、その祖父の背中を目指し、孫たちが「天水連」の門を叩きました。

(村橋 優那さん)
「すごく笑顔で演舞場入っていく姿を見て、かっこいいなと思いました」

(村橋 烈さん)
「祖父は阿波踊りを始めるきっかけの人でもあります」
「まだまだ届かなくて遠い存在だと思います。いずれ背中を掴みたい、越していきたい」

本番を目前に、日下連長も指導に熱がはいります。

(天水連 5代目連長・日下善仁 連長)
「形バンと構えて、ドシっと」

(連員)
「足、広げた方がいいですか」
「絶対ひろげた方がいい」

「天水連」が目指すのはみんなが笑顔になれる踊り。

(天水連 5代目連長・日下善仁 連長)
「まずは自分たちが楽しんで、お客さんたちにも楽しんでもらえる見てもらえる」
「人が笑顔になる、天水の踊りって見ていたら、ウキウキワクワク幸せな気持ちになるなって」
「ちょっと言い過ぎかもしれんけど、そういう部分をみんなが思ってもらえる踊りを見せられたら」

親から子へ、祖父から孫へ受け継がれた天水たちのDNA、伝統を刻む夏が、2025年も始まります。