夏休みに子どもが持ち帰る、学用品のひとつ「習字セット」。筆が固まっていたり、すずりに墨がこびりついていたり、どのように洗えばいいのかわからないもの。そこで今回は、特別な道具は必要なし、自宅でできる習字セットのクリーニング方法をご紹介。教えてくれるのは、小学生の子どもがいるクリンネスト1級のあささんです。

すずりは中性洗剤でピカピカに

最近の習字セットについてくるすずりは、ほとんどがプラスチック製。プラスチックであれば、洗剤を使うことができます。食器洗いと同じ要領で、食器洗い用の中性洗剤とスポンジで洗うと簡単にキレイになります。

【写真】習字用筆洗いに役立つ、意外なもの

このときのために、あらかじめ使い古したスポンジを残しておくと便利です。プラスチックのすずりについた墨汁や汚れは、放置すると落とすのが大変になってしまうので、できれば使用後は毎回水洗いしてください。

筆洗いの最強アイテムはペットボトル

墨汁がついた筆は水洗いします。墨がついた筆を洗うと、すずりを洗ったときとは比較できないくらい洗面台が汚れるので、あらかじめペットボトルで簡単なお掃除グッズをつくっておきましょう。

つくり方はとっても簡単。ペットボトルの上部を10cmほど残してカットし、手を切らないように口はビニールテープなどでカバーします。それを洗面台の排水口に入れ込むようにして、そこで水を流しながら筆を洗うと洗面台が汚れません。

もし墨で筆がカチコチに固まっているときは、力づくで洗おうとせず、ぬるま湯につけながら、ゆっくりほぐしていきます。筆から残った墨汁が出てこなくなったら、毛先を整えながら水気を優しく絞り、乾燥させて完了です。

下敷き、文鎮もお手入れ

下敷きは布製ですが、縮んだりデコボコしてしまうため、洗濯機に入れるのは絶対にNG。墨がついた部分は、湿らせたふきんでトントンと優しくふき取ります。

金属製の文鎮は、濡れたままだとサビの原因になるので水分をふき取ってからしまいます。外側がプラスチックになっている文鎮は、汚れがある箇所は水と中性洗剤を使ってふき取ります。

道具をキレイにしたら、墨汁や半紙の補充もお忘れなく。毛が折れて毛流れがおかしくなっている筆も買い替えましょう。

習字セットは、子どもたちが日々の学習で使う大切な道具のひとつ。道具がキレイになると、書道の時間がもっと楽しくなります。新学期をすっきりした気分で迎えられるように、時間のある長期休みに、ぜひやってみてくださいね!