「地震が来たらトイレに逃げる」はもう古い?スリッパが身を守る、日頃からできる対策
トイレの中にいるときに災害が起こったら…? 地震対策は、家の隅々まで必要だと、防災のプロ、国際災害レスキューナースの辻直美さんは語ります。今回は、トイレでの地震対策についてお話を聞きました。

トイレの地震対策
地震が起きたとき、もしトイレにいたらどうするべき?
●災害に備えるならトイレにはスリッパがマスト
トイレで被災したら、すぐに脱出を。そのとき、部屋がグチャグチャになっていたら? トイレスリッパが足を守ってくれます。
●断水を想定した備えと日常を両立

アロマオイルやアルコールジェルは日用品でもあり、断水時の備えでもあるそう。「地震で断水したら水を流すことはできません。そうした状況でもあわてずにすみます」
●「災害用トイレセット」を戸棚にスタンバイ

棚には災害用トイレ用の新聞とペットシーツ、45Lゴミ袋のセットを収納。「被災時に必要なものは使う場所に収納、が基本」
トイレのドアの開きを確認。周囲にはものを置かないで
洗剤やトイレットペーパーなど、トイレにあるものはさほど重いものではありません。それでも滑り止めシート&ボックス収納で落下対策をするのがベター。また、脱出時に足をケガしないためのスリッパや、災害用トイレをつくるために必要なものを置いておくのがおすすめです。
さらに、トイレの対策で忘れてはいけないのが「ドアの前に障害物が倒れてこないようにすること」。「トイレのドア近くに家具やものを置くのはやめましょう。大地震が起きると、揺れで家具が倒れてドアをふさぎ、中にいる人が閉じ込められるケースが多発します」
トイレのドア付近にものがないか、今一度、確認を!
トイレは逃げる場所じゃない!
壁に囲まれて落下物がないからと「地震が起きたらトイレに逃げろ」と言われていました。が、それは昔の話。現在では、むしろ閉じ込められるリスクが指摘されています。トイレで被災したら、すぐに外へ。
