松坂、ついに、合意―。 

 松坂大輔投手が、交渉中のレッドソックスと、6年契約年俸5200万ドル(約61億円)で合意したと、米国スポーツメディアの「スポーツイラストレイテッド」の電子版が13日に報じた。記事によると、物価変動による賃金増減(エスカレーター条項)も盛り込まれており、最高で6000万ドル(約70億円)に及ぶこともあるという。年俸総額5200万ドルは、01年にイチロー外野手がポスティングシステムでマリナーズと契約した時の年俸より3800万ドル多く、2年後に松井秀喜外野手がFAでヤンキースと契約した時の年俸より3100万ドル多いと伝えている。

 同紙によると、松坂は、13日にジョン・ヘンリーオーナーの所有する自家用ジェット機にレ軍首脳陣と同乗してカリフォルニア州からボストン入り。その直後にボストンで、身体検査を受け、血液検査の結果が戻り次第、正式合意に至ると報じられている。

 また、FOXスポーツの電子版は、「The Plane Deal」(機内で交渉成立)の見出しを掲げたほか、他の地元紙も相次いで速報を伝えた。【USA通信】