【エリザベス女王杯】G1初挑戦のホールネスは坂路で伸び軽快 西塚騎手「使って良くなっている」
◆第49回エリザベス女王杯・G1(11月10日、京都競馬場・芝2200メートル)1週前追い切り=11月1日、栗東トレセン
新潟牝馬Sでオープン初勝利を飾ったホールネス(牝4歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ロペデヴェガ)が叩き2走目で上昇ムードを漂わせた。西塚洸二騎手(レースは坂井瑠星騎手)が手綱を執り、坂路を53秒2―12秒2とラストまでシャープ。「使って良くなっていますし、上積みもありそう」と西塚はうなずいた。
デビューが3歳4月と遅く、キャリア6戦と浅いが、2走前のマーメイドSで3着と重賞級の能力を証明。前走時はデビュー時から38キロ増の536キロで出走と、牝馬とは思えない雄大な馬体の持ち主。「操縦性のいい馬でどんな競馬でもできる。大事に使ってきていますし、体重増は成長分だと思います」と西塚は好ムードを伝えた。