北村有起哉

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 1日に放送されたNHK連続テレビ小説「おむすび」では、聖人(北村有起哉)が、ギャルとなってしまった娘・歩(仲里依紗)への思いを、酔った勢いでぶちまけるシーンが放送された。不器用ながらも娘を思う北村の演技に、ネットも「素晴らしかった」との声が上がった。

 この日の「おむすび」では、聖人が糸島フェスティバルの打ち上げをしている自宅で、結(橋本環奈)がギャルと友達であることにショックを受け、歩についての後悔を口にする。

 高校入学の日に突然金髪にした歩は、その後、傷害事件を起こして警察に補導されるなど、問題行動を取るように。自宅で歩に説教をするも、「マジ、ウザい」と言われ激怒。「ウザいって、まさかあの『ウザい』か?あのウザい言うたんか!」と激高。「ウザくてもウザくても、不良辞めるまでウザいからな!」と言い続ける。

 聖人は、さらに酔っぱらい、困っている神戸の人を見捨てて家族の元には行けなかったと言い、「そのせいで家族後回しにして、地震で傷ついた歩や結のこと考えてやれなかった…だけん、歩がグレたのは俺のせいや」「やけど、歩をなんとかしたかったんや!」と泣き叫ぶ。

 自分の行動が歩にとってウザいことは分かっていたが、「やけど…俺やってなにしてやったらわからん」「父親として情けなか」と号泣する。

 この聖人の号泣告白を歩は階段に座って聞いていた…。

 父親としての葛藤を涙ながらに訴えた北村の演技に、ネットも「正直言って、今日まで北村有起哉の無駄遣いだと思ってたんですよ。だけど、だけど、ああ、このための北村有起哉さんなんだ、と思った今朝の朝ドラ」「今週やっぱり北村有起哉さんは演ってくれた。期待通り」「自分が福岡なので、北村有起哉さんのセリフがよりしみました。素晴らしい演技でした」「北村有起哉さん、ウザい父親役がめちゃくそうまいな」「お父さんの心のうちが聞けてよかった。北村有起哉さんの演技に泣いた。ずっと責任感じてたんだな」などの声が上がっていた。