1月-9月の物流業売上高は5560兆円相当、企業経営指標に良好な変化―中国

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中国物流購買連合会は29日、今年1月〜9月の全国の物流業の売上総額は前年同期比5.6%増の258兆2000億元(約5560兆円)に達し、各四半期の成長率はいずれも5%以上だったと発表しました。

物流企業は9月以降に受注や業務量が回復してミクロ的企業活力が強まり、企業の経営指標は良好な変化を示しました。今年第3四半期の物流業の総収入は前年同期比3.7%増の10兆元(約215兆円)で、増加率は1月〜8月より0.4ポイント上昇しました。

構造面では、主要な輸送物流の供給が安定していました。うち航空物流の拠点での回復が加速し、第3四半期の郵便輸送量は前年同期比20%近く増加し、8月と9月には貨物輸送量がいずれも、単月として過去最高を更新しました。

専門家は、第4四半期の物流の推移は需要の繁忙期と政策効果の相乗効果により、安定しつつ前進する質の高い発展を実現すると予測しています。(提供/CRI)