トヨタ新型「ルーミー」まもなく登場!? 販売“一時停止中”で新「ハイブリッド」化に期待の声も! “改良版”2025年早々にも発表か?

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150万円台から買える! 人気のコンパクトハイトワゴン「ルーミー」はどうなる!?

 トヨタ「ルーミー」は2016年に販売されてから、お手頃なコンパクトカーとして高い評価を受けてきました。
 
 しかし現在、ルーミーは受注生産が停止しています。これは新型へ移行する準備であるという噂がありますが本当なのでしょうか。また、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

新型「ルーミー」はどうなる!?

 ルーミーは2016年に「ミニバンの魅力をコンパクトカーに凝縮したトール2BOX」として、姉妹車の「タンク」とともに販売開始されました。

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 ダイハツが企画・開発・製造を行い、トヨタに供給されるモデルで、ダイハツからも「トール」の名で販売されています。

 特徴は全長3700mm×全幅1670mm×全高1735mmとコンパクトで、最小回転半径4.6mという取り回しのよさを誇りながらも、室内を広々と使える点がユーザーから高く評価されています。

 また後席に実用的な両側スライドドアを採用する点も注目されます。

 エクステリアは厚みのあるヘッドランプと面を強調したグリルを採用することにより、重厚感のある力強さを表現。

 加えて、インテリアにはワイド感とハイテクイメージを追求したデザインとして、水平に広がるインストルメントパネルを採用。機能性の高さとワイドな印象を表現するとともに、見晴らしの良さを実現しています。

 リアシートは240mmスライドさせることができ、最前方までスライドさせることで、5人乗車かつ、荷室に機内持ち込み用スーツケースを4個積載することができます。

 他にもリアシートのリクライニング角度を最大70度まで倒すことができ、車内で仮眠をとる際などに便利です。

 パワートレインには、1リッター直列3気筒の自然吸気エンジンに加え、1.5リッタークラス相当のトルクを発揮する1リッター直列3気筒ターボエンジンを用意します。

 ターボエンジンは、高速走行でもストレスを感じさせない加速性能を発揮、あわせて低燃費化を実現します。

 グレード展開は、エントリーモデルの「X」、装備の充実した「G」、そしてターボエンジンを搭載した「G-T」があり、XとGのみ4WDが設定されています。

 最も安い2WDのXで約157万円、最も高い4WDのGグレードでも210万円と比較的安い価格設定となっています(価格は消費税込み)。

 そんなルーミーですが、2020年9月に内外装のデザイン変更などをともなうマイナーチェンジが行われてから、その後は大きな改良はおこなわれていません。

 ちなみにこの2020年のマイナーチェンジを境に、姉妹車のタンクはルーミーに統合され車名が消滅しています。

 そして2023年12月、ダイハツの不正問題が発覚したことで、ルーミーは一時出荷が停止されました。

 その後2024年4月に販売が再開されましたが、10月には再度販売停止している店舗が多くあり、SNSなどでは新たにモデルチェンジがされるのではないかという噂もひろまっているようです。

 実際にそのような話は販売店に寄せられているのでしょうか。

「ルーミー一部改良」の情報が近日明らかに!?

 首都圏のトヨタ販売店は次のように語ります。

「現在、取り扱っているルーミーは在庫車のみで、新たにメーカーに注文することができない状況です。

 確実とは言えませんが、もしかしたら販売再開時にはマイナーチェンジして登場という可能性はあります。

 その場合はボディデザインの変更というより、主に古くなってしまった安全装備の一新や拡充といった点がメインだと考えられます。

 実際にユーザーの方からは『ちょっと装備が古いから新しくして欲しい』や『ハイブリット化するといいな』といった声をいただきました。

 こちらも噂程度の話にはなりますが、来月(11月)に販売開始に関する情報が出るのではという話があります」

全面刷新はまだ!? ひとまず改良モデルが登場か

 また、関西圏のトヨタ販売店は以下のように話しました。

「ルーミーは現在注文ができない状況となっています。

 ルーミーの再生産が年明けからとなっており、お客様の手に渡るのは早くても2025年春、遅ければ夏以降になってしまう可能性があります。

 その際に生産されるのは2024年11月から施行される保安基準に対応するためにバックモニターなどを標準搭載した改良型となります。

 そのため見た目などが変わったり、新型が登場するわけではなく、最新装備の搭載やスペアタイヤの廃止といった細かい部分の改良という形のようです。

 改良型が登場するにあたり、お客様からはハイブリットを望む声が大きく、中にはEV化を求める声もあります」

※ ※ ※

 次期ルーミーは新たに施行される保安基準に対応するために最新装備を充実した改良型モデルが登場するようですが、内外装のデザイン変更などがおこなわれるかは不明です。

 また、販売店には強くハイブリット化を望む声が寄せられており、もしその通りになった場合は静音性や燃費がよりよくなることが見込まれます。

 近々発表されるであろうルーミーの新たな情報に注目が集まっています。