国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で日本女子ツアーも兼ねる「TOTOジャパンクラシック」は31日から4日間、滋賀県の瀬田GC北C(賞金総額200万ドル=約3億1000万円)で開幕する。

 西村優菜(24=スターツ)は「ショットはいい感じで振れてきている感触は自分の中ではあるので、それを思い切ってできれば」と意気込んだ。

 9月の住友生命レディース東海クラシック以来の国内ツアー参戦。夏場には5試合連続予選落ちを経験するなどショットで試行錯誤が続いていたが、前週のメイバンク選手権では第3ラウンドに67をマークするなど、状態は上向きで「良いとは言えないけど、先週は結構ショットに関しては思い切って出来たところがあったのでそれは今までに無かった感覚だった」と話した。

 前週から中島敏雅コーチに帯同してもらい、現在は「どういう風に(球を)つかまえるかっていう所をテーマに置きながら、トップの位置を決めたら体を動かすっていう所を今やってます」と取り組んでいる。18年には古江彩佳とともにギャラリーとして訪れた思い出の大会。前回同じコースで行われた21年大会よりも、グリーンが柔らかくなっており「伸ばし合いになるのかな」と冷静に見据えた。