スキージャンプ葛西紀明選手

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スキージャンプ・ラージヒルの「UHB杯」がきょう大倉山ジャンプ競技場で行われ、52歳レジェンド・葛西紀明選手が3位に入り、今季2度目の表彰台に立ちました。

1回目は横風がありながらも、K点を越える127mを記録。

しかし6位という順位に「火がつき、気合を入れた」と語り、2回目は130mを飛んで順位を上げて3位。

W杯メンバーが出場する中でも互角に渡り合い、今季2度目の表彰台に立ちました。

(葛西紀明選手)「ここまでの手応えはある。先週の全日本選手権でも小林陵侑から数メートル差という成績だったので、『段々近づいてきたぞ』と自分でも期待している。この1年ずっと走り込みをして体力・メンタル・減量に取り組み、それがすごく自信にもなり、良い方向に向かっていると思う。冬のシーズンに向けてもまだまだ走り込みを続けて体力をつけ、まずはコンチネンタルカップで成績を出してワールドカップに這い上がり、這い上がるだけでなくしっかりポイントを獲って次のオリンピックに繋げていきたい。ワクワクが止まらない」

インタビュー中の表情からも、自信に溢れた様子が見受けられた葛西選手。

26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に向けた大事なプレシーズン。

9度目の五輪という前人未到の「夢」に向かって、今シーズンも飛び続けます!

尚、男子のトップは中村直幹選手、2位は二階堂蓮選手のW杯メンバーが占め、女子は伊藤有希選手が2位に41ポイント以上の差をつけて、圧巻の優勝を果たしました。

<男子>
1位:中村直幹
2位:二階堂蓮
3位:葛西紀明

<女子>
1位:伊藤有希
2位:勢藤優花
3位:一戸くる実