12分に先制ゴールを決めた上田(左)。(C)Getty Images

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 上田綺世が所属するオランダのフェイエノールトは現地10月23日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第3節で、ポルトガルの強豪ベンフィカと敵地で対戦。3−1で快勝を飾った。

 この試合で貴重な先制ゴールを決めたのが、4−3−3のCFで先発した上田だった。

 12分、左サイドから抜け出たイゴール・パイシャオンの折り返しを右足でフィニッシュ。相手GKのニアサイドを抜き、CL初ゴールを決めてみせた。

 24分に決めたかと思われた2点目は、VAR検証の末に味方のファウルで無効となったものの、オランダメディアは日本代表ストライカーに賛辞を贈っている。
【動画】右足で正確なフィニッシュ!上田のCL初ゴール
『sportnieuws』は「真のストライカーのゴールだ。ウエダがフェイエノールトにベンフィカ戦で予想外の先制点をもたらす」と伝えた。

「フェイエノールトはリスボンでのアウェー戦を勇敢にスタートさせた。そしてそれが13分に素晴らしいゴールにつながった。ブラジル人選手が左から低いクロスを供給し、ウエダは真のストライカーのように中で仕事をした」

 また、『Voetbal Primeur』も「ウエダは完全に制御不能となり、フェイエノールトに代わってエスタディオ・ルスを沈黙させる」と称えている。

 これで公式戦3戦連発。怪我で離脱中の主砲サンティアゴ・ヒメネスの穴を埋めて余りある活躍を披露している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部