ロコンドの田中社長はギブアップ宣言 大谷５０−５０記念球競売は予算超え「６・４億円を上回ったのココでギブアップで」と投稿

　ドジャース・大谷翔平選手が史上初めて「５０本塁打−５０盗塁」を達成した５０号記念球のオークションに参加していたファッションブランド「ロコンド」の田中裕輔社長が２３日、自身のＸ（旧ツイッター）に投稿。「この入札宣言から約１ヶ月経った本日、５０−５０オークション最終日でしたが、予算の　＄３．５Ｍ（手数料込みで＄４．２Ｍ　＝　６．４億円）を上回ったので、すいません、わたしはココでギブアップで」と撤退を表明。「応援頂いた皆さま、ありがとうございました」とつづった。

　同時に「ただ他にも同じ想いをお持ちの日本企業も参加してるとの事なのでぜひ落札して日本の野球ファンに見てもらって最終的に大谷選手にお返し、もしくは大谷選手の希望を実現してもらえれば！」と日本人が落札するよう願い、自身は「明後日金曜日からのロコンドのハロウィンセールの社内準備に集中します」とした。

　オークションは田中社長のギブアップ宣言投稿から約１０分後に終了。売買手数料込みで４３９万２０００ドル（約６億６６００万円）で落札され、本塁打のボールの史上最高額を更新した。