『聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメンVS悪魔軍団〜』(12月20日公開)主題歌はMrs. GREEN APPLEが担当

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 中村光氏のギャグ漫画『聖☆おにいさん』(講談社「モーニング・ツー」連載中)を福田雄一監督が実写映画化した『聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメンVS悪魔軍団〜』(12月20日公開)の主題歌を、3人組バンド・Mrs. GREEN APPLEが担当することが発表された。映画のために書き下ろされた新曲「ビターバカンス」には、「休んじゃえばいい」と働きすぎな現代の人々に優しく寄り添うメッセージが込められており、イエス&ブッダも大共感している。

【動画】『聖☆おにいさん THE MOVIE』主題歌入り予告映像

 2013年の結成以来「青と夏」、「ダンスホール」などヒット曲を連発しているMrs. GREEN APPLE。昨年の「第65回日本レコード大賞」において「ケセラセラ」で「レコード大賞」を受賞、その年末には「第74回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たし、今年に入っても「ライラック」や「Dear」など新曲を5ヶ月連続でリリース。日本のバンド史上最年少でのスタジアムツアー「ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜」を開催するなど、その勢いは留まるところを知らない。

 そんなMrs. GREEN APPLEが『聖☆おにいさん THE MOVIE』の主題歌として、「ビターバカンス」を書き下ろした。作詞・作曲を担当した大森元貴は中学生のころから新刊が出るたびに買って読んでいたというほど原作漫画の大ファン。「ブッダとイエスの癒され日常から我々も学ぶものがある」と話す。

 神の子イエスと目覚めた人ブッダが下界でバカンスを楽しんでいる『聖☆おにいさん』の主題歌を制作するにあたり、「根を詰めがちな人々ですが少しでもホッと、肩の力が抜ける瞬間があるといいのだろうと。そういう1番大切なバカらしさみたいなものを曲にしてみました」とコメント。

 大森が紡ぎ出した「息が詰まるような日々が続いたら ちょっぴり休めばいい 休めばいい 休んじゃえばいい」というフレーズは、下界で働きすぎなイエスとブッダ、そして私たち日本人の心にそっと寄り添い、優しく突き刺さる。

 主人公のイエスを演じる松山ケンイチと、ブッダを演じる染谷将太は、「ビターバカンス」を初めて試聴して、開口一番「めっちゃいい曲!」とテンション上がりまくり。「休んじゃえばいいってありがたい言葉だよね」(染谷)、「休む=バカンスを取るということをポジティブにとらえていいんだよね」(松山)と、歌詞に共感していた。

 『聖☆おにいさん THE MOVIE』と主題歌「ビターバカンス」のタッグを「映画観終わった後に流れる曲としてとても楽しみ」(松山)、「映画館を出た後、気持ちいい景色になりそう」(染谷)と大絶賛。「休んじゃえばいい! 現代人頑張りすぎだ! 休んでからの責任としわ寄せはその時の自分が考えればええ!」という大森の思いがど直球に届く至極の1曲となっている。

 この主題歌「ビターバカンス」の音源が使用された最新本予告映像も解禁となった。イエス(松山)とブッダ(染谷)が、キャストの賀来賢人、岩田剛典、勝地涼、白石麻衣、佐藤二朗、山田孝之、ムロツヨシ、窪田正孝、川口春奈、仲野太賀、神木隆之介、そしてオオトリに藤原竜也を紹介したところで、あまりの豪華さにイエスもブッダものけぞりながら大興奮で悶絶。ほのぼのした日常を飛び出して、激しい戦いに挑むイエスとブッダ、キューティーに変身するマーラなどのキラーショットも垣間見える超フェスティバルな本編映像も盛り込まれた楽しい本予告映像となっている。

■Mrs. GREEN APPLEのコメント(全文)

 聖☆おにいさんは原作からの大ファンでして、中学生の頃に書店で新刊が出るたびに買って読んでいました。
 この度お話をいただき、すごく運命的な何かを勝手に感じております。
 ブッダとイエスの癒され日常から我々も学ぶものがあり、根を詰めがちな人々ですが少しでもホッと、肩の力が抜ける瞬間があるといいのだろうと。
 そういう1番大切なバカらしさみたいなものを曲にしてみました。

 休んじゃえばいい!
 現代人頑張りすぎだ!
 休んでからの責任としわ寄せは、その時の自分が考えればええ!

 決して無責任なのではなく、責任と向き合うためのお暇が、心安らぐ時間が、皆様に少しでもありますように。

大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)