BYD科学者に聞く(3)競争の焦点は電動化からスマート化に

 【新華社北京10月3日】中国の新エネルギー車がスマートさ、安全性、環境性能、高効率などで世界を席巻しつつある。中国メーカーの代表格と言えるのが、電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)だ。

 北京市でこのほど発表された2023年度の国家科学技術賞では、BYDの首席科学者である廉玉波(れん・ぎょくは)氏が率いたプロジェクト「次世代EVの主要部品と車両プラットフォームの独自開発と大規模産業化」が国家科学技術進歩賞2等賞を受賞した。

 中国新エネ車はいかにイノベーションを実現し、今後はどのような道をたどろうとしているのか、同氏に聞いた。第3回のテーマは、新エネ車市場の競争の行方。