3回、3点目を失い、悔しそうに汗をぬぐいながらベンチへ戻るバーヘイゲン(撮影・西岡正)

写真拡大

 「西武4−0日本ハム」(1日、ベルーナドーム)

 日本ハムが2位を確定させてから3連敗となった。

 先発バーヘイゲンは5回7安打4失点で2敗目。クイックが遅く計4盗塁。走者を許したイニングは全て盗塁を許し、CSに向けて不安を露呈した。

 本人は「球自体はそこまで悪い感じではありませんでした。スライダーやストレートは球速もよかったですが、ゴロがアンラッキーな所に飛んでしまった。また、相手はここ4試合で3試合対戦しているので、自信を持ってスイングをされてしまいました」と降板後にコメント。だが建山投手コーチは、「ランナーを背負うと力んでしまい、ストライクとボールがはっきりしてしまっている」と指摘した。

 打線は西武先発・今井の前に沈黙。初回は1死から2番・清宮が三塁線を破る二塁打で出塁したが、3番・レイエス、4番・万波が凡退し先制機を逃した。四回、五回、七回と得点圏に走者を送ったが、決定打が出なかった。