SM、STARSHIP、アンテナからも!Kakaoエンターテインメントの新ボーイズグループに期待

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Kakaoエンターテインメント(以下、Kakao)が相次いで新人アーティストのニュースを伝え、業界と音楽ファンの関心を集めている。SMとの北米統合法人が、イギリスの現地パートナーと披露するイギリスのボーイズグループDEAR ALICE、今月デビューしたアンテナのボーイズバンドDragon Pony、来年デビュー予定のSTARSHIPエンターテインメントのボーイズグループまで、様々なジャンルの新人アーティストのデビューニュースが続々と伝えられている。

KakaoはSTARSHIPエンターテインメント、ISTエンターテインメント、アンテナ、EDAMエンターテインメントなど4つの音楽レーベルを傘下に置き、各レーベル固有の音楽カラーを強化し、本社のグローバルネットワークなど、エンターテインメントにおける事業力を加え、相乗効果を生み出している。そして、各レーベルの成長を通じて、Kakao全般の音楽事業の競争力を強化している。

さらに最近、SMとKakaoエンターテインメントの北米統合法人を中心にグローバルマネジメントシステムを構築し、両社所属アーティストのグローバルな活動の多角化はもちろん、現地IPの開発にも取り組み、グローバルな競争力の強化に拍車をかけている。そんな中、STARSHIP、アンテナなどのレーベルはもちろん、SMとの協力を通じて新人アーティストのニュースを相次いで伝えており、関心が集まっている。

今月デビューしたアンテナ初のボーイズバンドDragon Ponyは、早くも話題になっている。Dragon Ponyはアンテナだけでなく、Kakaoレーベルで初めて披露するバンドで、ボーカルのアン・テギュ、ベースのピョン・ソンヒョン、ギターのクォン・セヒョク、ドラムのコ・ガンフンで構成。メンバー全員が作詞・作曲・プロデュース能力を兼ね備えている。デビューミッションとして掲げた公式SNSフォロワー数2万人、単独公演で500人動員をすべて達成し、デビューを確定した。特に、6月に開かれた単独公演「500」は、チケット販売開始から1分で全席完売し、彼らに対する関心は確実に高まっている。

さらに、10月に開催される韓国で長い歴史を持つ「2024釜山(プサン)国際ロックフェスティバル」への出演を発表するなど、様々な活動計画を明かし、期待を高めている。アンテナには実力派ミュージシャンが多数所属しており、独自の音楽カラーを持つレーベルとして認められている。アンテナのアーティストたちは、アルバム発売や公演などのほか、YouTubeバラエティ「ピンゲゴ」等のコンテンツ制作でも成果を出すなど、メディア部門でも事業領域を拡大している。

STARSHIPエンターテインメント(以下、STARSHIP)も最近、ボーイズグループのオーディション開催を発表し、来年のデビュー計画を明らかにした。2015年デビューのMONSTA X、2020年デビューのCRAVITYに続き、STARSHIPが約5年ぶりに披露するボーイズグループとなる。先立ってデビューしたMONSTA XとCRAVITYがグローバルファンダム(特定のファンの集まり)を抱えているだけに、後に続く新人ボーイズグループにも期待が集まっている。

特に2021年にデビューしたIVEは、デビュー1年で新人賞と大賞を同時に受賞するなど、各音楽授賞式を席巻。最近まで19ヶ国37回公演に及ぶ初のワールドツアーを成功させ、世界的なアーティストとして確固たる地位を確立した。IVEを通じても、STARSHIPのグローバルIP企画制作力が認められたため、今後披露するボーイズグループにも注目が集まる。各レーベルのアーティストたちのグローバルな活動の拡大に取り組んでいるKakaoとの相乗効果にも期待が集まっている。

最近ベールを脱いだイギリスのボーイズグループDEAR ALICEも正式デビューを控えている。DEAR ALICEは、SMとKakaoのSM北米統合法人、イギリスのエンターテインメント企業であるMOON&BACKがタッグを組んで披露する5人組ボーイズグループ。SMの優れた音楽、アーティストの企画制作力とKakaoのグローバルビジネスネットワークが結合したプロジェクトだ。DEAR ALICEはブレイズ・ヌーン(Blaise Noon)、デクスター・グリーンウッド(Dexter Greenwood)、ジェームズ・シャープ(James Sharp)、オリバー・クイン(Oliver Quinn)、リース・カーター(Reese Carter)の5人で構成。デビューの準備過程は、TVシリーズ「Made in Korea: The K-Pop Experience」として制作され、BBCで公開された。