50TAへの15年越しの愛…“推し活”の究極形が実現!担当者に聞いたコラボイベントの楽しみ方
2009年、テレビ朝日の人気バラエティー番組『ロンドンハーツ』のドッキリ企画から誕生した、狩野英孝の音楽プロジェクト・50TA。
「音楽界の革命児」として精力的にライブなどを行いながら数々の伝説を生み出し、日本列島の老若男女を虜にしてきました。
そんな50TAのデビュー15周年を祝うイベント『輝くあそこへGO!! フェスティバル・カーニバル!! 50TA 15th Anniversary POP-UP SHOP & CAFE』を「テレビ局公式ショップ〜ツリービレッジ〜」にて開催中。
東京スカイツリータウン・東京ソラマチで開催され、大好評のうちに終了。現在はツリービレッジ大阪店(梅田HEPFIVE)、博多店(福岡・キャナルシティ博多)で連日大にぎわいを見せています。
同イベントを企画立案したのは、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社Tree Villageユニットの水戸保奈美さん。
実は50TAの15年来の“大ファン”だという水戸さんに、初のコラボカフェ&ショップのオススメポイント、そしてイベントを最大限に楽しむ方法について聞きました。
◆15年越しの愛がここに!「勝手な使命感に駆られて企画書を書きました」
水戸さんが初めて50TAと出会ったのは、中学2年生だった15年前。
『ロンドンハーツ』の企画で誕生した50TAの世界観に家族みんなで魅了され、以来15年に渡って推し続けている、筋金入りの50TAファンです。
水戸さん:「5月に『ロンドンハーツ』さんで《50TAの15周年5大プロジェクト、開始》と告知しているのを見て、“これは絶対何かやらなくては”という勝手な使命感に駆られて(笑)、すぐに今回のイベントの企画書を作成しました。
弊社が運営するツリービレッジでは、月替りでコラボカフェなどを開催しており、特に今回のような“周年企画”でコラボさせていただくことも多いので、ぜひ50TAの15周年のお祝いの場としてやらせていただきたい、とご提案させていただきました」
水戸さんの情熱とファンならではの視点で練られた企画は、『ロンドンハーツ』スタッフにも届き、開催が実現。企画書に記されていたグッズやカフェメニューのアイデア・ネーミングには、「さすがファン」「上手いね」と絶賛の嵐だったのだそう。
水戸さん:「そんな風に言っていただけたのは、とてもうれしいです。やはり50TAさんの世界観や楽曲のフレーズのインパクトはグッズやメニューに反映させたいと思いましたし、『ロンドンハーツ』でコロナ禍に放送された50TAさんの特集を何度も見返して、出演者の方の反応や、番組のテロップなどで面白かった部分や好きだった部分もグッズの名前などに盛り込みたいなと考えながら作りました」
◆水戸さん激オシ!グッズ&メニューへの並々ならぬこだわり
熱い思いを抱き、『輝くあそこへGO!! フェスティバル・カーニバル!! 50TA 15th Anniversary POP-UP SHOP & CAFE』の開催に向けて奮闘した水戸さん。
魅力満載のグッズやカフェメニューが居並ぶなか、はたして水戸さんのイチオシのグッズとは?
水戸さん:「7月3日にEXシアター六本木で開催された『50TA 15周年記念 これで見納め?完全燃焼ライブ』の新撮カットも使用した【50TAかがやくホログラムカード】は、東京、大阪、福岡の全会場でご好評をいただいております。
やはり“久々のライブだ!”という熱量をそのまま1カ月後にはグッズとして出せたこともあり、現在、大阪、博多の会場では品薄状態になっていまして、追加での生産を急いでいるところです」
水戸さん:「また、何か《お土産》になるようなグッズもあれば、というご意見をいただいて生まれたのが、【『インドの牛乳屋さん』風バタークッキー】です。
50TAの曲名になぞらえた商品名で、牛乳屋さんということで牛乳パックのパッケージ。ライブ歌唱時、バックモニターに映る印象的なヨーグルトと牛乳の絵柄をクッキーの表面に落とし込みました。ショップを訪れた記念のお土産として、面白い商品にできたのではないかと思います」
グッズの制作過程を聞いているだけでもヒシヒシと伝わってくる水戸さんの情熱とファン心。
もちろん1つ1つへのこだわりも半端ではなく、「クッキーも“牛乳屋さん”なのでミルククッキーにしたかったのですが…!」と少し残念そうな顔を見せていました。
水戸さん:「カフェのメニューでは、【『ファイティングポーズ』奥歯に優しいオムライス】がイチオシです。『ファイティングポーズ』の歌詞の中でも印象的な《奥歯》というフレーズを絶対に使いたくて…(笑)。曲中では奥歯が削れるんですけど、このオムライスは柔らかいので削れないですよ、というメッセージも込めた商品名になっています」
水戸さん:「また、【『PERFECT LOVE』男子!女子!そんな二人のパンケーキ】は可愛らしいハート型のパンケーキも相まって、とても人気商品となっていますし、【50TA 15th Anniversaryケーキ】はいわゆる《映え》商品として、アクスタやホログラムカードなどグッズとご一緒に楽しんでいただけているようです」
どのメニューも美味しさもボリュームも満点! カフェを訪れるとランダムでもらえる【記念になるよねコースター(全7種)】も「全部集めたい」とリピートで3回、4回と通う方がいるというのも納得でした。
ちなみに、水戸さんの一番のお気に入りグッズは…?
水戸さん:「ツリービレッジコラボ 50TA LIMITED T-SHIRTです! 昔のロックTシャツのようなデザインに仕上がっておりまして、ファンの皆さんには【バシレver.】が人気なのですが、私個人としては【ベルトさあ〜ver.】が気に入っています(笑)。プライベートでカフェを訪れた時には着ていきました」
東京店の会場内では50TAの楽曲が流れ、フォトスポットや寄せ書きスペース、そして50TAからのメッセージなども。
水戸さん:「狩野英孝さんのファン『チームEIKO』の方々がカフェ内でコミュニケーションをとっていらしているのを見て、ファンの皆さんが集まる場を提供できたのかな、と思いました。XなどSNSでも“50TAを感じられて楽しかった”というお声もいただき、うれしく思っています」
訪れた50TAファンからの反響にも、水戸さんは顔をほころばせていました。
◆《推し活》の究極形!? 実現に「親孝行ができました(笑)」
中学2年生で50TAのファンとして歩み始めた水戸さん。その15年後、こんなにも50TAファンを熱狂させるイベントを開催することになるとは、当時は想像もできなかったと明かします。
水戸さん:「当時は福島の中学生だったので、なかなかライブに行ったり、という機会もなく、お茶の間から応援していました。今回、このような企画が実現したのは本当に感慨深いですし、これまで私が担当してきたツリービレッジでのイベントも、家族みんなが知っている番組やIPということはなかなかなかったのですが、今回の50TAは父・母・弟も楽しみに来てくれたので、親孝行することができた気持ちです(笑)」
水戸さん:「東京店での開催時には、家族連れの方々や自分と同じくらいの世代の男性・女性がいらしているのを見て、やはり当時から家族で楽しんで見ていた方が懐かしいなと思って来てくださっているのかな、と感じました。
今回のグッズを持って3月に横浜アリーナで開催される『50TA 15周年ファイナル これでホントに見納め?in 横浜アリーナ』に参戦していただけたら、こんなにうれしいことはありません。皆さんの50TA推し活が、少しでも豊かになりますように…!」
ある意味で《推し活》の究極形ともいえるものを実現したのかもしれない水戸さん。
彼女が今後またどんなイベントを仕掛けてくれるのか、そして水戸さんの最推しである50TAの15周年記念プロジェクトファイナルである横浜アリーナライブ(※現在チケット好評受け付け中)にも期待が高まる一方です。