国籍・ジャンル問わず、日々さまざまなステージが繰り広げられ、料理やお酒を楽しみながら音楽に浸れる世界基準のライブレストラン・Billboard Live TOKYO。SPICEでは、 毎月注目公演をピックアップして紹介! 2024年10月は、在日ファンクがゲストに鈴木雅之を迎えたスペシャルコラボ、MONO NO AWAREの貴重なクラブ公演など、話題のステージが続々!

■10月1日(火)
Sunni Colón

世界が熱視線を注ぐ、LA出身のシンガー・ソングライター、サニー・コロンがビルボードライブで初来日公演を開催決定! ナイジェリア人の両親のもとに生まれ、世界各地を転々としながら育ってきた彼。ジャズ、ソウル、ファンクを主体としながらも、そのバックグランドを感じさせるジャンルを縦横無尽に駆け抜ける音楽性は、デビュー作『Thierry Disko』をリリース時点で大きな話題を呼んだ。その後マック・ミラーやケイトラナダとのコラボレーションでも知名度を上げ、これまでに計3作のアルバムをリリース。つい先日最新シングル「DISKO MUSHROOM」を公開し、4作目のフルアルバムのリリースも期待されている。クリエイティヴ・エージェンシー"Tetsu"を立ち上げ、アートやデザイン活動も精力的に進める彼のメロウでシルキーなパフォーマンスは私たちに束の間のバケーションタイムを与えてくれるだろう。

■10月5日(土)
在日ファンク at Billboard Live TOKYO 2024

“新しい時代のディープファンクバンド”を標榜する在日ファンクが、ビルボードライブに初登場。2007年、SAKEROCKのトロンボーン奏者“ハマケン”こと浜野謙太を中心に結成した在日ファンクは、2010年のデビューアルバム『ZAINICHI FUNK』を皮切りに、これまでに計6枚のフルアルバムと1枚のミニアルバムをリリース。2023年11月に発表した『在ライフ』は5年ぶりの最新アルバムで、七尾旅人、サイトウジュン(YOUR SONG IS GOOD)、高岩遼(SANABAGUN.)らのゲスト参加も話題に。そして結成17年目を迎えた今年、ギターの仰木亮彦が惜しまれながら脱退するも、バンドは新体制での活動を継続。変革を乗り越え、数多くのファンク・レジェンドが出演してきた舞台に満を持して立つ。

そして、本公演のゲストに“ラヴソングの王様”マーチンこと鈴木雅之のゲスト出演が決定。国内外から熱い評価を受け再来年に迎える70歳に向けて“古稀ソウル”を目指しているレジェンドと、新しい時代を築いている“ディープ”なファンクバンドの、見事なコラボレーションをお見逃しなく。

■10月7日(月)
MIKARIMBA featuring Steve Gadd, Eddie Gomez, Richard Stoltzman, Mika Stoltzman & Satoru Shionoya

チック・コリアやスティーヴ・ライヒ等、数多くのアーティストから賞賛を集めるマリンバ奏者、熊本県天草生まれのミカ・ストルツマン。彼女とドラマー、スティーヴ・ガッドが出会い、生まれた“ミカリンバ”がビルボードライブツアーを開催。ミカは94年からパーカッション・グループ“ネクサス”に師事。トロントで活動後ニューヨークに拠点を移し、マイク・マイニエリにジャズ奏法を学んだ。今回のメンバーは彼女に加え、クラシック界の第一人者(クラリネット奏者)リチャード・ストルツマン、エディ・ゴメス、そして塩谷哲をむかえたプロジェクト史上最強のメンバーが集う。ジャンルの垣根を飛び超えた一夜限りのプレミアムなミカリンバの世界を堪能したい。

■10月22日(火)
MONO NO AWARE Billboard Live Tour 2024

東京都八丈島出身の玉置周啓(Vo, Gt)、加藤成順(Gt)が大学で出会った竹田綾子(Ba)、柳澤豊(Dr)とともに結成した4人組バンド、MONO NO AWAREの東阪ビルボードライブ・ツアーが決定。今回の公演では、サポートに清水直哉を迎えてピアノなどの鍵盤楽器を入れた特別編成でのパフォーマンスをお届けする。ポップの土俵にいながらも多彩なバックグラウンドを匂わすサウンド、期待を裏切るメロディライン、言葉遊びに長けた歌詞を紡ぎ、ジャンルの枠に囚われない自由な音を奏でる彼ら。

2016年に『FUJI ROCK FESTIVAL』の新人ステージ<ROOKIE A GO-GO>に出演し、それ以降も数々の音楽フェスの舞台を経験しながら、音源作品もコンスタントに発表。6月には約3年ぶり、通算5作目となるニューアルバム『ザ・ビュッフェ』をリリースした。昨年から休養していたベースの竹田綾子が復帰し、アルバムを引っ提げて台湾公演を含むツアーも完走、8月には東京・リキッドルームでの追加公演、そして11月には八丈島での“追加追加公演”も決まるなど、ますますライブバンドとして進化し続けるMONO NO AWAREの貴重なクラブ公演が再び。

■10月31日(木)
矢井田 瞳 弾き語りツアー
~ GUITAR TO UTA 24-25 Billboard Live Special ~

色とりどりのメロディー、エモーショナルかつスケールの大きな歌唱で心にささる楽曲を届けるシンガー・ソングライター矢井田 瞳。2000年にメジャー・デビューし「My Sweet Darlin'」や「Look Back Again」などのヒット曲を連発。ツアーやライブイベント、フェスへの出演にコラボレーションなど精力的な活動で音楽ファンに愛され続け、来年デビュー25周年を迎える彼女が、ビルボードライブでは初となる弾き語り公演を開催。矢井田 瞳の“ギターと歌”という最もシンプルながら、変幻自在なスタイルで繰り広げられる音世界を堪能して。