試合後のインタビューに応じるドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

写真拡大

56盗塁をマークし、イチロー氏の持つ日本人最多盗塁記録に並んだ

【MLB】ドジャース 4ー3 パドレス(日本時間26日・ロサンゼルス)

 ドジャース大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地・パドレス戦で今季56個目の盗塁を決めるなど、2安打2打点1盗塁の活躍で勝利に貢献した。盗塁数では2001年イチローに並ぶ日本人最多記録に並んだ。「憧れの選手でもありますし、数が並んだからといってそれが変わることはもちろんはない」と思いを口にした。

 3-3で迎えた6回2死一、二塁打。左腕モレホンの外角高めシンカーを中前へ運んだ。勝ち越し適時打とし、一塁ベース上で雄叫びをあげると、さらに続くベッツの打席では二盗を成功させた。7月25日(同26日)の本拠地・ジャイアンツ戦から33連続盗塁成功で、盗塁成功率93.3%となった。

 チームは大谷の適時打が決勝打となりパドレス相手に勝利。「引き続きというか、チームの勝ちのためにしっかり走るところは走っていきたいなと思います」と気を引き締めた。

 この日は決勝打を含む3打数2安打2打点の活躍で打率.303、OPS1.028。チームは競り勝ち、地区優勝マジックを2とした。26日(同27日)にも3年連続22度目の地区優勝が決まる。残り試合は4。日本人最多記録更新にも期待がかかる。(Full-Count編集部)