秋田朝日放送

Jリーグが会見を開き、スタジアム問題に揺れるブラウブリッツ秋田に「一定の進捗が確認された」として来シーズンのJ1クラブライセンスが条件付きで交付されることが決まりました。

Jリーグは24日午後会見を開き、J2のブラウブリッツ秋田に来シーズンのJ1クラブライセンスを条件付きで交付することを決めたと発表しました。

新スタジアムの整備場所は当初、外旭川地区のまちづくり計画に含まれていましたが穂積市長がこれを方針転換。Jリーグは新スタジアムの整備に「一定の進捗が確認された」と評価しましたが現在の「ソユースタジアム」が施設基準のうちトイレの数や屋根の基準を満たしていないと指摘。そして、2023年同様「制裁」としてクラブに対して11月末までに2025年の活動計画と2024年7月から11月までの活動報告を提出すること、さらに、2025年6月末までには2024年12月から2025年6月までの活動報告を提出することを求めました。

ブラウブリッツ秋田の岩瀬浩介社長は「早期整備に向けた方向性を示して頂いたことが評価されたものととらえている」とコメントしました。また、秋田市の穂積市長はライセンスの交付決定を受け「新スタジアムの整備場所については県・クラブの三者で合意の上で年内に確定し事業主体や整備費用の負担のあり方についてもできるだけ早く決めたいと考えている」とコメントしています。