兵庫県議会の百条委員会で証人尋問に応じる斎藤元彦知事(6日、神戸市中央区)=代表撮影

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 パワハラなどの疑惑を内部告発された問題で、兵庫県議会から不信任決議を受けた斎藤元彦知事は24日午前、県庁で記者団に「(気持ちは)だいぶ固まってきている」と述べ、27日までに失職・辞職か議会を解散するかの判断を記者会見で表明する考えを明らかにした。

 県議会は19日、県議全86人が賛成して全会一致で斎藤知事への不信任案を可決。地方自治法に基づき、斎藤知事は10日以内の29日までに議会を解散しなければ、11日目の30日に自動失職する。

 不信任案可決後、初めて登庁した斎藤知事は自らの判断を説明する記者会見について、「基本的には平日にやりたいと思っている。(SNS上では)『鋼のメンタル』と言われているが、思い悩むこともある」と語った。