藩公行列に参加し、沿道に手を振る綾瀬はるかさん(22日、会津若松市で)

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 「会津まつり」のメイン行事「会津藩公行列」が22日、福島県会津若松市の鶴ヶ城周辺の市街地で行われた。

 雨の中、会津地方の歴代領主やゆかりの武将らに扮(ふん)した約600人の隊列が城下町を練り歩いた。

 特別ゲストとして、NHKの大河ドラマ「八重の桜」で主人公・新島八重役を演じた女優の綾瀬はるかさんが登場した。鶴ヶ城で行われた出陣式で、綾瀬さんは「雨が降ってるけど、さすけねぇか(大丈夫ですか)? ありがとなし」と会津弁を交えてあいさつした。

 まつりでは、陣羽織やはちまき、甲冑(かっちゅう)などを身につけた武者たちの行列が街中を行進し、会津の歴史をしのぶ勇壮な時代絵巻を披露した。綾瀬さんも行列に加わり、沿道の大勢の見物客からの声援に笑顔で手を振って応えていた。