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 ◇パ・リーグ ロッテ7―1西武(2024年9月21日 ZOZOマリン)

 頼れる左腕が連敗を4で止め、チームに1週間ぶりの白星をもたらした。ロッテの先発・小島はZOZOマリン特有の強風の影響もあって立ち上がり制球に苦しみ、2回までに48球と球数を要したが、打線の大量援護に支えられ、4回以降はしっかり修正。3回に野村大に浴びたソロによる1点だけに抑え、7回を投げ切った。

 西武戦は22年8月6日から10連勝となり、自己最多の11勝に到達したが、6年目の左腕は「特に何とも思っていなくて。チームが勝てたので、それに尽きると思います」ときっぱり。吉井監督は「ローテーションを守ってくれるし、イニングもしっかり投げてくれるので、ありがたい」と勝ち星以上に4年連続で規定投球回をクリアしているタフさを評価した。この1勝でCS進出を争う4位楽天との差を1・5ゲームに広げた。(大内 辰祐)

 ▼ロッテ・佐藤(2回の4号ソロを含め3安打、あと三塁打が出ればサイクル安打の活躍)積極的に振りにいった結果、良い形になった。