パイオニア、ポータブル&デスクトップゲーミングスピーカー。TGSで先行展示
「TQ-WG3000」(左)、「TQ-FG3000」(右)
パイオニアは、ゲーミングスピーカー「SOUND TECTOR」シリーズ4機種を11月上旬より順次発売する。価格は各オープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、ポータブルタイプの「TQ-PG300」が8,000円前後、コンパクトフロントスピーカー「TQ-FG3000」が37,000円前後、スリムパワードサブウーファー「TQ-WG3000」が45,000円前後、リアサウンドエンハンサー「TQ-RG3000」が14,000円前後。
それぞれ9月26日より千葉・幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2024」に先行展示される。展示ブースはHall 7 N04(達成電器との共同ブース)と、Hall 9 E33(CRI・ミドルウェアとの共同ブース)。
SOUND TECTORシリーズは、同社の長年のスピーカー開発で培ってきた知見や技術を活かして開発。独自の音響技術などを用いて、薄型・小型化かつ高音質を実現し、臨場感のあるサウンドで、ゲームのリアルな世界観と没入感のある体験を提供するとしている。
ポータブルゲーミングスピーカー「TQ-PG300」
TQ-PG300
ゲーム機に接続することで、自動的にセットアップを行ない、すぐに臨場感のあるサウンドでゲームを楽しめるとする小型のスピーカー。カラーはブラックとホワイトの2色を用意する。
Dirac Research ABの音響信号処理技術と同社の音響チューニング技術で、広がる音場とクリアな立体音響空間を実現。手持ち操作でも疲れない小型・軽量タイプで、ゲーム機からの直接給電も行なえる。プレイスタイルに合わせて大音量モードと広範囲モードが選択できる。
コンパクトフロントスピーカー「TQ-FG3000」
TQ-FG3000(手前)、TQ-RG3000(奥左)、TQ-WG3000(奥右)
Dirac Research ABのデジタル音場補正技術と独自の特殊デジタル信号処理技術「BEAT BLASTER」を実装し、小型でありながらも臨場感あふれる高音質な音場を実現したという。
スピーカー前面のLEDのサウンドセンシングメーターで、音の方向や対象物との距離を視覚的に把握できるほか、視線を逸らさず直感的に操作できるダイヤル型ボリュームノブを採用。USB接続で7.1ch/5.1chの立体的な音場を楽しめるほか、HDMI、Bluetoothなどさまざまな接続方法にも対応する。
スリムパワードサブウーファー「TQ-WG3000」
独自の両面駆動方式「HVT(Horizontal-Vertical Transforming)」を採用し、厚み7cmの薄型設計と低振動化を実現。モニター横やデスク周りの限られたスペースに設置してもプレイを妨げることなく、迫力のある重低音を楽しめるとしている。
サウンドバーなど、サブウーファー出力を持つさまざまなデバイスに接続でき、不足しがちな低音を補うことで、臨場感あるサウンドを体感できる。
リアサウンドエンハンサー「TQ-RG3000」
TQ-RG3000
TQ-FG3000と組み合わせて利用できるネックバンドタイプのリアスピーカー。後方の音を耳の後ろに配置したスピーカーで忠実に再現するため、ゲームフィールド360度を直感的に把握・体感でき、ゲームの臨場感が高まるとしている。
また、狭指向性で声を正確に拾えるチャットマイクと、視線を逸らさずに操作可能なボリュームノブを搭載する。