宿敵との“ノースロンドン・ダービー”へ決意! トッテナム指揮官「怖がってスタジアムに入るべきじゃない」

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 トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、アーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”に向けた決意を語った。13日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。

 ここまで3試合を消化したプレミアリーグで1勝1分1敗を記録しているトッテナム。上位浮上のきっかけを掴むべく代表ウィーク明けの初戦で激突するのは、同じ街に本拠地を構える“宿敵”アーセナルだ。トッテナムはマリ代表MFイヴ・ビスマ、アーセナルはノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアが代表活動で負傷。主力選手が互いに離脱したなか行われる一戦は、日本時間15日の22時にキックオフを迎える。

 会見に出席したポステコグルー監督は、ダービーを前にファンの期待を抑える必要があるかと問われ、「私はこれまで一度もそうしたことはないと思うし、人々に期待を調整させながら試合に臨んだと思われるのは嫌だ」とコメント。続けて、「何かを恐れたり、怯えたり、成功を夢見ることを怖がってスタジアムに入るべきじゃない。私は過去にそんなことをしたことはないし、これからもやらない。なぜならそれは私の指導方法や生き方ではないからだ」と強い意気込みを口にした。

 また、対戦相手のアーセナルについては、「メンタリティとアプローチの一貫性。特にこの2年間、彼らは本当に執拗に努力してきた」と称賛しつつ、「どの試合でも彼らは勝てると感じている。プレミアリーグのシーズンを通して挑戦できるという自信が彼らにはある」と指摘。一方で、「彼らを倒すのは難しいだろうが、それを成し遂げるには絶好のチャンスだ」と宿敵撃破に向け闘志を燃やしている。