序盤から勝ち点を取りこぼしているソシエダ photo/Getty Images

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今月の代表マッチウィークも終了したが、スペイン1部のレアル・ソシエダは週末にビッグゲームを控えている。ラ・リーガ第5節でのレアル・マドリード戦だ。

残念なことに、現在のソシエダはチーム状況が良くない。夏の市場でMFミケル・メリーノ、DFロビン・ル・ノルマンが退団し、開幕後にはMFブライス・メンデス、DFアマリ・トラオレが負傷。さらに今月のセルビア戦ではスペイン代表に選出されていたFWミケル・オヤルサバルまでもが負傷してしまった。

この状況に『ESPN』は、「昨季のトップスコアラーTOP4のうち上位3名がいなくなってしまった」と取り上げている。

上位3名とは、昨季14ゴールのオヤルサバル、8ゴールのメリーノとメンデスのことだ。この3人に続くのが7ゴールを挙げた日本代表MF久保建英で、久保は8月24日のエスパニョール戦で決勝ゴールを奪うなど奮闘している。しかし、久保だけで攻撃を構築していくことはできない。

オヤルサバルは10月中に復帰できるのではないかと見られているようだが、短期間であっても今のソシエダにとっては大打撃と言える。14日に控えるレアル・マドリードとのゲームも厳しいものになるのは間違いなく、ここまで開幕4試合で1勝1分2敗と厳しいスタートを切っているソシエダにとっては難しい試練だ。

果たしてレアル・マドリード相手にどう戦うのか。今夏の補強不足もあり、ソシエダは暗いムードに包まれた序盤戦を過ごしている。