コロンビアスポーツ記者協会は11日、北中米W杯南米予選のコロンビア代表戦後にカメラを叩いたアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスへの処分を求める声明を発表した。

 E・マルティネスは1-2で敗れたコロンビア戦の試合終了直後、ピッチ内で選手を撮影する中継カメラマンが自身を映していることを確認すると右手でカメラをビンタ。敗戦のストレスを強く感じさせる映像が世界中に発信されていた。

 この行為に対してホーム・コロンビアの現地記者協会は公式サイトを通じて「目に余る行為を行った」と綴り、「プロフェッショナリズムと報道の自由に対する敬意を欠いていた」とE・マルティネスを非難した。

 その上で同協会はアルゼンチンサッカー連盟と南米サッカー連盟に対し、E・マルティネスに処分を下すように要求。「無礼でスポーツマンシップに反する行為は許されるものではなく、同じような事件が起こらないように模範となるような措置を講じることが不可欠だ」と主張している。