「来てくれるかな?」あの番組を知らない世代はなんて答える!?


【漫画】本編を読む

「次回も元気に来てくれるかな?」とマイクを差し出されたら、反射的に「いいとも!」と答えてしまうのは、どの世代までだろうか?

当たり前だと思っていたことが、世代が変わると違う捉え方や状況になっている。それがジェネレーションギャップだ。今回は、しろやぎ秋吾(@siroyagishugo)さんのひとこと体験談より「ジェネレーションギャップを感じた時」 をお届けする。

■マイクを差し出して「来てくれるかな?」の質問に対する返事であなたの世代がバレる!?

トイレで手洗いをしていたときのことだ


隣に若い男性がやってきた。手を洗うかと思ったが


ポーチを出して何やらゴソゴソ


作者のしろやぎ秋吾さんは、Twitterやブログでフォロワーから寄せられた「ひとこと体験談」を元に漫画を描いている。

「ジェネレーションギャップを感じた時 その7」では、トイレで居合わせた男性がメイク直しを始める場面が描かれている。しろやぎさんの世代では、男性が化粧をするのはヴィジュアル系バンドくらいのものであったが、現代では男性でも化粧や脱毛など美容にこだわることも当たり前になった。このようなエピソードをギャグテイストで描くようになったきっかけについて、作者にインタビューしてみた。

もともと、作者が「ひとこと体験談」シリーズで目指していたのは、バラエティ番組の再現VTRのような作品だという。テレビのバラエティ番組が好きで、さまざまなテーマで読者がいろいろな感情を抱けるようにしたいと考えているそうだ。

特に「ジェネレーションギャップを感じた時」シリーズでは、世代による認識の違いが面白く描かれている。その中でも特に反響が大きかったのは「MDの話」で、読者の共感を大いに呼んだという。ネタを選択する上では、共感しやすく伝わりやすい話を選ぶことを心がけているそうだ。

例えば、「来てくれるかな?」と言えば「いいとも!」と答える世代と、番組を知らない世代とのギャップや、個人情報がダダ漏れだった時代の話など、世代によって認識が異なるエピソードは読者を大いに楽しませている。こうした作品は、どの世代の読者も新たな発見に驚き、笑い、共感することができる。また、読者からのコメントを通じて、それぞれの世代の意見や感想を知ることができる点も、しろやぎさんの作品の魅力の一つとなっている。

興味のある人はぜひ漫画をチェックしてみてほしい。

取材協力:しろやぎ秋吾