国によって食事は内容も習慣もマナーも異なるもの。最近、世界180か国の食事のマナーについて、グーグルの検索データや数多くのガイドブックなどを調べてまとめた「世界の食事エチケットマップ」が公開されました。ユニークなエチケットがある国は……?

↑さまざまな食文化がある

 

飲み物に関するエチケット

イタリア: ミルク入りのコーヒー(ラテ・カプチーノ)を飲むのは午前11時まで。 クロアチア: 誰かと30分だけコーヒーを飲むのは失礼にあたる。 スペイン: スープは水と一緒に飲んではいけない。 カザフスタン: お茶はグラスの半分しか注がない。 ブラジル: マンゴーとミルクを混ぜた飲み物はない(かつて混ぜると有毒だと信じられていたから)。

 

アルコールに関するエチケット

英国: パブで酔うと違法。 UAE: 自宅でアルコールを飲むにはライセンスの取得が必要。 ケニア: 温かいビールを飲む。 ウガンダ: バケツからストローを使って飲む。 韓国: お酒を飲むときに年長者の正面を向かない。

 

食べ方に関するエチケット

米国(ニューヨーク): ピザを食べるときにナイフとフォークは絶対に使わない。 アンゴラ: ディナーにはオフィスの服装で出かける 日本: 寿司を食べるとき、醤油にワサビを混ぜない。 ウズベキスタン: デザートは食事の前に食べる。

 

その他

タイ: 一番年上の女性が全員の注文をする。 スリナム: 食事の時間が決まっておらず、好きなときに食べる。 ニュージーランド: バーベキューのとき、主催者が食べ物・飲み物を全て用意する必要はない。 シンガポール: チューインガムは医師の診断書がない限り禁止。

 

ここで紹介したエチケットは、「絶対にやってはいけない」ものから「やめたほうがいいもの」まで、さまざまあるでしょう。海外旅行に行く際は、渡航先のエチケットをあらかじめ確認しておいたほうがいいかもしれないですね。

 

【主な参考記事】

Daily Mail. Eating pizza in NYC with cutlery is unforgivable and NEVER drink a milky coffee after 11am in Italy: Fascinating map reveals drinking and dining do’s and don’ts around the world. August 23 2024