選手交代を告げる新井監督(撮影・市尻達拡)

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 「中日2−1広島」(27日、バンテリンドーム)

 広島が守備の乱れから逆転負けを喫し、バンテリンドームで5連敗となった。2位・巨人とは0差。新井貴浩監督は主に野手陣について、「全体的に見てかたさが見えたね」と言及した。以下、新井監督の主な一問一答。

  ◇  ◇

 −試合を振り返って。森下は力投した。

 「森下は本当ナイスピッチングだったと思う。何も言うことはないです。本当にナイスピッチングだったと思います。かたかったかな。全体的に見てかたさが見えたね、森下は本当何も言うことはないです。素晴らしいピッチングです」

 −かたさというのはシーズン終盤やロースコアが影響したのか?

 「まあまあまあ。そこはね。まあミスっていうのはあるし、そのどんどんどんどん攻めていって、守りに入るんじゃなしに、攻めていってもらいたいなと思うね。自分たちがどういう野球をして今この位置にいるのか。もう一回みんながしっかり肝に銘じて、また明日臨んでいきたいと思います」

 −攻撃は高橋宏斗を相手に序盤から攻めた。

 「良いアプローチの仕方だったと思うね。序盤から粘って粘って球数も投げさせたので、攻撃の形的には良い形に、良い形だったと思う。(今季)4回目だっけ?その中で一番良かったかな。アプローチの仕方、入って行き方は」

 −初回から二死二塁をつくろうとするバント策が多かった。

 「やっぱり良い投手なので、なかなか連打で点は厳しいと思うし、ちょっと今回は変えようかなと。アプローチの仕方というのを。まずは得点圏にランナーを進めてから勝負しようという狙いがあったね」

 −守備ではいつもは好守の矢野にミスが出た。

 「うーん。ミスはあるんでね。それをね。明日取り返す。ミスはつきものだからそれは本人もわかっていると思うから、それをまた明日取り返してもらいたい」