教習指導員が解説！バイクのすり抜け運転、違反なのか？

教習指導員の教習人間バタイダー氏が、月の輪自動車教習所ののYouTubeチャンネルで「バイクのすり抜け運転」が違反となるかどうかについて解説した。「バイクのすり抜けは違反になるの?」と題し、四輪ドライバーにも二輪免許を持つ者にも関連する重要な情報を提供した。

動画内でバタイダー氏は、主に二輪車のすり抜け運転がどのように法的に扱われるかについて語った。「すり抜け運転は、渋滞中で車両が止まっている場合には問題ない」という点を明らかにしたが、「走行中の車両の左側を抜けていくのは法的にはグレーなゾーン」と強調した。

また、このグレーゾーンの背景には、実際に現役の警察官や白バイ隊員とのやり取りがあり、「すり抜けそのものを取り締まる法律はない」との回答を得たことを説明。しかし、「別の違反行為と結びつく可能性がある」とも指摘し、具体的には「通行区分違反や信号無視、割り込みといった行為に問われることがある」と述べた。

バタイダー氏は動画を通じて、「ルールがないからやってもいいわけではない」と繰り返し、「事故を避けるための安全運転を心掛けることが重要」と呼びかけた。最後に、「すり抜け運転に関する新たな法律ができないように、現行の道路交通法を守りながら安全に運転しましょう」と結び、視聴者に安全運転の重要性を訴えた。