島田洋一名誉教授、レーガンとバイデン・ハリスの違いを力説「レーガンは分かってた、バイデン・ハリスは分かってない」

島田洋一氏が、自身のYouTubeチャンネル「早朝講座7:00」を更新。今回のテーマは「レーガンとバイデン・ハリスの違い」に焦点を当てた。福井県立大学の名誉教授である島田氏は、1980年代の冷戦時代を背景に、レーガン大統領のスタンスと現在のバイデン氏やその後を継ごうとするハリス副大統領のスタンスの違いについて詳細に語った。

動画の中で島田氏は、レーガン大統領が「ソ連を徹底的に締め付け、軍拡競争を仕掛けた」と述べ、その戦略防衛構想（いわゆるスターウォーズ計画）についても言及。彼は「レーガンはソ連を『悪の帝国』と呼び、ミサイル防衛システムを開発することでソ連を崩壊させる大きな要因となった」と評価した。

一方で、バイデン大統領については、「バイデンは国際情勢の深い動きというのが全然分かってない」と批判し、レーガンがソ連に対して行った強硬策を正当化。さらに、「バイデン・ハリスは脱炭素原理主義に固執しており、中国から足元を見られている」として、そのスタンスに疑問を呈した。

また、トランプ氏の政策についても触れ、「トランプ氏は脱炭素原理主義を一切相手にせず、アメリカ国内の石油や天然ガスを積極的に活用している」と評価し、この点でバイデン・ハリスとの違いを強調した。

動画の締めでは、「レーガンは分かってた、バイデン・ハリスは分かってない。トランプ氏は分かってます」と総括。レーガン大統領の冷戦期の対応と現在のバイデン・ハリス政権の対応を対比させることで、視聴者に考える材料を提供した。