2024年7月から始まったパリオリンピックを見て、アスリートたちの鍛え上げられた肉体や、磨き抜かれた技に圧倒されている読者も多いだろう。

自分にはとてもじゃないけど出来ないことばかり......。

しかし、2024年7月27日にX上に投稿された"ある部門"の競技の数々には、"ある属性"のユーザーからこんな声が寄せられている。

「この競技なら全部メダル狙える」
「私高速帰宅で金メダル取れるわ」
「スリーピングは色んな位置及びポージングで芸術点稼げる自信あります」
「ゲロキャッチでエントリーします！勿論素手です」

いったい、どういうことか？　Xユーザー・ミカサにゃんの飼い主（＠MikasaLove611）さんが自身のアカウントとブログ「ミカサにゃんの飼い主」に投稿した画像を紹介しよう。

「話題だったピクトグラムで猫スポーツ競技を作ってみたのでどうぞ！」

そんなつぶやきと共に＠MikasaLove611さんが披露したのは、「猫スポーツ部門」の4つの競技を表すピクトグラム。

「キャッチ」「高速帰宅」「スリーピング」（※画像の「スリーピンク」は誤字）「ゲロキャッチ」......猫飼いならすぐにピンとくる。慎重さや瞬発力が試される競技ばかりだ。

各競技の詳細を紹介

例えば、猫が気まぐれに落としたものをキャッチする競技「キャッチ」は、いつ何が落ちてきても対処できるよう、猫を注視しつつ、いつでも駆けだせる準備を整えておく必要がある。攻略するのは至難の業だろう。

「高速帰宅」は職場や学校などの外出先から、かわいい猫が待つ我が家へ帰る速度を競う競技。

環境的な要因に左右されやすいが、愛猫のために自分の足にどれだけ鞭打てるかが重要になってくるだろう。

スリーピングは猫と一緒に寝る競技だ。難しくなさそうに見えて、難しいらしい。

というのも、採点のキモとなるのは"いかにスヤスヤ眠るお猫様の邪魔にならないか"。睡眠という人間がもっとも気を抜いているだろうタイミングで、どれだけ慎重になれるのかが問われる。

ゲロキャッチは、猫の「ウェ...ウェ...」の合図で突然始まる。その名の通り、愛猫のゲロをキャッチする競技である。

桶ではなく素手でキャッチするのは"高度な技"となる。愛が試される種目と言えるだろう。

＠MikasaLove611さん考案の猫スポーツ部門の競技はどれも白熱しそうなものばかり。

ユーザーからは1万5000件を超えるいいね（5日昼時点）が寄せられており、もし中継されればテレビにかじりつくことになる人も多そうだ。