U23フランス主将ラカゼット、故郷で戦う準決勝へ気合十分…「代表の腕章を巻いてリヨンでプレー。完璧だ」

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U-23フランス代表でキャプテンを務めるFWアレクサンドル・ラカゼットが、生まれ故郷で戦うパリ・オリンピック準決勝への意気込みを語った。

パリ五輪でホスト国のフランスはグループステージを3戦全勝で首位通過すると、準々決勝では優勝候補対決となったU-23アルゼンチン代表戦を1-0で競り勝ってベスト4進出を決めた。

そして、5日に行われる準決勝ではパリで行われるファイナル進出を懸けてU-23エジプト代表と激突する。

今大会にオーバーエイジ枠で参戦し、キャプテンとエースストライカーとしてチームを牽引するラカゼットはフランス『Foot National』でファイナル進出への意気込みを語った。

「金メダルを取りたいという思いでこの大会に臨んだ。金メダルを取るためには、すべての試合に勝たなければならない。だから、エジプト戦はパリに行くためのもうひとつのステップとなる。そして、夢を実現するための一歩にもなる」

また、今回の試合が行われるパルク・オリンピック・リヨンは、ラカゼットにとって生まれ故郷であり、代表チーム同様にキャプテンとしてプレーするリヨンの本拠地だ。

それだけに「フランス代表のユニフォームを着て、背番号10、アームバンドを巻いてリヨンでプレーする。完璧だ」と普段以上に気合十分だ。

さらに、「同じスタジアムでプレーすることに慣れると、何かが生まれる。そして、自分を後押ししてくれる観客がいる。シーズンごとに彼らが僕に与えてくれる愛情。特にストライカーにとって、それはとても強い意味を持つんだ」と、勝手知ったる“ホーム”でのプレーが自身にとって大きなアドバンテージになると語った。

33歳という年齢もあり、アルゼンチン戦の後半は少し疲労感も見受けられたが、生まれ故郷でのプレーに意気込むホスト国のエースが、ファイナル進出に導く活躍を見せてくれそうだ。