伯母は名牝ブエナビスタ 良血馬がダート1000mでデビューV狙う
名牝系出身のアーデルリーベ(牝2、栗東・斉藤崇史厩舎)が、土曜小倉6Rの2歳新馬(ダ1000m)でデビュー勝ちを狙う。
アーデルリーベは父ヘニーヒューズ、母アーデルハイト、母の父アグネスタキオンの血統。祖母のビワハイジは95年の阪神3歳牝馬Sなど重賞を3勝している。そして母のきょうだいには活躍馬がズラリと並び、伯母のブエナビスタは09年の牝馬2冠などGIを6勝。叔母のジョワドヴィーヴルは11年の阪神JFの覇者で、他にも伯父のアドマイヤオーラとアドマイヤジャパン、叔父のトーセンレーヴ、叔母のサングレアルが重賞を制している。
アーデルリーベは昨年のセレクトセール1歳で(有)新冠橋本牧場が3100万円で落札。(株)ローレルレーシングの所有馬となった。ここまで坂路中心の調整。水準の時計では動けているので、一族初となるダートの新馬勝ちに向けて、視界良好といえる。斉藤崇史調教師と新冠橋本牧場の橋本英之代表は、日本獣医畜産大学(現・日本獣医生命科学大学)の先輩後輩の間柄。そういった意味でも応援したい1頭となる。