浦和のアレクサンダー・ショルツがチームを離脱【写真:徳原隆元】

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28日の名古屋戦ではベンチ外

 J1の浦和レッズは6月28日、DFアレクサンダー・ショルツが海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱することを発表した。

 2021年夏にデンマークのミッティランFCから浦和へ加入したショルツ。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場の経験、デンマーク1部リーグのMVPを得た輝かしい経歴の持ち主だ。

 Jリーグでは、2021年のシーズン後半戦から22年シーズンのすべてをイエローカードなしで終えるなど、そのクリーンな戦いぶりも評価が高い。23年シーズンはJ1最少失点に大きく貢献してベストイレブンにも選出されていた。

 ペア・マティアス・ヘグモ監督が就任し、新たなスタートを切った24年のシーズン。リーグ戦ではここまで13試合に出場していた。6月26日の前節名古屋グランパス戦(1-0)ではベンチ外となっていたなか、28日にチーム離脱がクラブから発表されている。

 本人のコメントは以下のとおり。

「共に闘い、共に思い出を作った3年間。悲しいですが、私はここでチームを去ります。浦和レッズでプレーする機会を与えてくれたクラブに心から感謝をしています。私は自分が何者であるかをみなさんに示すことができました。今の自分にあるすべてをこのクラブに捧げました。そして、みなさんはそれ以上のものを私に与えてくれました。フットボールはフットボールでしかありませんが、共にした私たち全員はきっとそれ以上に深い何かを感じていると思います。日曜日の試合が終わったら、みなさんにお別れをしたいです。As Always, We are REDS.アレクサンダーショルツ」(FOOTBALL ZONE編集部)