今週デビューのセイフウサツキ(撮影:井内利彰)

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 プロ野球・ソフトバンクの柳田悠岐選手(馬主名義はY'sレーシング)が所有するセイフウサツキ(牡2、栗東・松永幹夫厩舎)が、日曜函館5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビューする。

 セイフウサツキは父サトノクラウン、母モンローライン、母の父ダンスインザダークの血統。祖母のビッグモンローは97年のカーネーションCの勝ち馬。近親のビッグウルフは03年のジャパンダートダービー、同じくパワーストラグルは10年の白山大賞典を制している。昨年のセレクションセールで3700万円(税抜)で取引された。

 早めに函館に移動し、じっくりと乗り込まれてきた。芝での最終追いには武豊騎手が騎乗し、上々の時計をマーク。態勢は万全といえるだろう。

 柳田選手は他にもゴッドヴァレー(牡2、栗東・渡辺薫彦厩舎)、アクアプローヴァ(牡2、栗東・四位洋文厩舎)の2頭を所有している。先陣を切ったゴッドヴァレーは先々週の新馬で3着だったが、セイフウサツキがオーナーに初勝利を届けることができるか。その走りに要注目となる。