昇格逃したリーズはプレミアクラブの草刈り場に!? 今季20G9Aのエースほかアタッカー陣に光る才能アリ
イングランド実質2部のチャンピオンシップでは昇格をかけたプレイオフが行われ、サウサンプトンとリーズ・ユナイテッドが激突。1-0とサウサンプトンが勝利し、プレミアリーグ昇格を決めた。
敗れたリーズはリーグ3位、勝点では「90」とサウサンプトンの「87」を上回りながらも、昇格を果たすことができなかった。しかし勝点90台に達しているのはレスター・シティ、イプスウィッチ・タウンとリーズだけであり、チャンピオンシップでは図抜けた人材の宝庫でもある。しかし昇格を逃したリーズのスターたちは、今夏プレミアクラブからの引き抜きにあう可能性が高いともいえる。
さらに同記事の6人には今季8ゴール3アシストのウィルフリード・ニョントの名前も挙がっている。「ニョントはサマーヴィルほどの成績を残していないが、リーズがチャンピオンシップからの昇格を逃したため、ニョントも移籍の可能性が高い」と報じられており、こちらはエヴァートンからの継続的な関心が報じられているところだ。
さらにチームを見渡せば、今季15アシストのジョルジニオ・ラター、14ゴールのヨエル・ピルーなど特にアタッカー陣に面白い人材が多く、結果を買われて個人昇格、あるいはブンデスリーガなど別の1部リーグのクラブから引き抜きにあう可能性は高いだろう。実際にラターには古巣ホッフェンハイムや、フライブルクからの関心が報じられたこともある。
昇格は逃したもののリーグ上位の実力をもつチームなのは間違いなく、ダニエル・ファルケ監督としてはできるだけ戦力を維持したいところだ。草刈り場となりチームが解体されてしまうのは避けたいが、リーズはどこまで現戦力を維持することができるか。