GACKT、退職代行サービスに持論 「辞めるって決意を伝えられずに、逃げていいのか」と感じる一方で...
歌手のGACKTさんが2024年5月23日、退職代行サービスについて持論を展開した。
自分の代わりに退職の意思を伝えてくれる退職代行サービスは、ネットでもたびたび話題になっていたが、ゴールデンウイークが明けて、繁忙期が来ているとして再び注目を集めている。
「居心地の悪い想いが胸に残るが、これもまた時代の変化」
GACKTさんはXで、退職代行サービスの話題を目にしたことを明かしつつ、「退職代行サービスが電話をかける企業には、代行会社に対して高圧的な態度を取る企業も多い」と、その印象を語り、「『自分がしてきた不自由』、『変えられなかった嫌な習慣』を、そのまま下の人間にも強制していくと俗に言うブラック企業とも呼ばれるようになる」と評した。
また、「良くも悪くも時代は変わる」とし、「古き良き時代を生きてきた人たちには納得できないこともあるのは分かるが、時代、教育制度、家庭環境によって、新しい考え方を持った新人はどんどん出てくる」「自分が我慢したんだからオマエも我慢しろだけでは、この問題は解決しない」と、新人が辞めるのを防ぐには、昔からの考えを変えなければならないとの認識を示す。そして「本当に必要なのは改善するために何が必要なのかを熟考し実践していく柔軟性。それができれば会社は良くなるし、残った従業員も幸せになる」と考えを述べた。
一方、GACKTさん自身も、若者に対し「精神的に弱い者たちが増えたな」と思っているといい、「時代がそうならそれに合わせたサービスもまた必要なんだろうとも思う」と感じたそう。
その上で、「自分で退社を伝えられないことには正直、疑問を感じる。辞めるって決意を伝えられずに、逃げていいのか。そこでの衝突も苦労も、人生の1ページだと、成長へのきっかけだと感じるからだ」と疑問を呈しつつも、「『変な時代になった』という居心地の悪い想いが胸に残るが、これもまた時代の変化なんだろう」とコメントしていた。
このGACKTさんの投稿には、
「共感します...時代なんでしょうね」
「伝え方が増えること快く変化していって欲しいと思います」
という声が集まっていた。