8回、度会は右越えに満塁弾を放つ(撮影・佐々木彰尚)

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 「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)

 DeNAのドラフト1位・度会が八回に3号満塁弾を放った。8番降格の一戦で、衝撃の一発。3安打4打点、猛打賞の大暴れとなった。

 開幕から1番を務めてきたが、不振により22試合目にして8番に降格。だが、悔しさをバネに第1打席で左前打を放つと、第2打席も右前打を放った。

 八回には満塁弾を放った直後、守備につくと度会の感情は高ぶり、目が真っ赤に。試合中にもかかわらず涙をこらえきれず、度会コールに気づかない様子も。仲間に促されて我に返り、深々と頭を下げた。

 DeNAとしては、新人の満塁本塁打は史上初の快挙。チームは逆転勝ちで借金1とした。