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『ジョン・ウィック』シリーズでおなじみキアヌ・リーブスは、穏やかながらも常に内側にアツいものを秘めて演技に臨んでいる。新作映画『Good Fortune(原題)』の撮影中に、膝に負傷を抱えつつも、演技を続行しようとしていたエピソードを、本作の監督であり共演者でもあるアジズ・アンサリがいる。

コメディアンとしても活躍するアンサリの長編初メガホン作となる『Good Fortune』はキアヌ、アンサリのほか、セス・ローゲン、キキ・パーマー、サンドラ・オーといった名コメディ俳優が集結する強力な一作だ。シネマコン2024に登壇したアンサリは、キアヌが膝頭を負傷していた撮影中の裏話に言及した。

「撮影開始してから15日目くらいだったかな。『衣装部屋で15分ほどゆっくりしてきたらどうですか』って言ったんですよね。そしたらキアヌが絨毯につまずいちゃって。『ああ、膝が』って。」

思ったよりも怪我の症状は重かったようだが、キアヌは病院へ行ったり、休息を取るなどの処置は望まなかったようだ(この出来事の後、松葉杖をつくキアヌの姿がキャッチされている)。

「サルサを踊る数シーンを除いては、撮る必要のある彼のシーンはほぼ終わってたんですよ。だけど彼が『やります!』って言うものだから、『キアヌ、ちょっと落ち着いてくださいよ。サルサはあなたの膝が治ってから撮ればいいから』って言いましたけどね。」

撮影中の怪我といえば、ラッセル・クロウも『ロビン・フッド』(2010)の撮影時に両脚に強い痛みを抱えた状態を我慢した結果、10年以上経ってから骨折していたことに気づいたエピソードをいた。また、アーロン・テイラー=ジョンソンは、『ブレット・トレイン』アクション撮影中に手を大怪我して流血、気絶するも、目覚めてから「」と聞いたそう。キアヌも責任感の強さや、周囲への配慮から不調をおしたのだろうが、決して無理はしないでほしいものだ。

ちなみに、『Good Fortune』のあらすじはまだ謎に包まれている部分も多いが、キアヌが演じるのは守護天使ガブリエルという役。アンサリはキアヌを「彼は本物の天使です。彼が真の姿を演じるのはこれが初めてですね。」とキアヌの人となりにもいる。

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