カタール首都ドーハで会見するトルコのハーカン・フィダン外相(2024年4月17日撮影)。(c)KARIM JAAFAR / AFP

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【AFP=時事】トルコのハーカン・フィダン(Hakan Fidan)外相は17日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相が「政権を維持するために」中東の緊張を利用していると非難した。

 イスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)の戦闘がパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で始まってから半年以上が経過する中、フィダン氏は訪問先のカタールの首都ドーハで同国のムハンマド・ビン・アブドルラフマン・ビン・ジャシム・サーニ(Mohammed bin Abdulrahman bin Jassim Al-Thani)首相と共同会見に臨み、「ネタニヤフ氏が政権を維持するために中東を戦争に引きずり込もうとしているのは明らかだ」と述べた。

 フィダン氏は、ガザでの紛争が中東全域に拡大する恐れは「常に」あるとした上で、「われわれはこの戦争を終わらせるための努力を倍加する」と述べた。

 また、ドーハではハマスの最高指導者イスマイル・ハニヤ(Ismail Haniyeh)氏ら政治部門の幹部と「3時間」にわたり戦闘休止などについて協議したとも明かした。

 ハニヤ氏は今週末、レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領の招きでトルコを訪問する予定。エルドアン氏は昨年10月にガザ紛争が始まって以降、イスラエル政府を厳しく批判している。

【翻訳編集】AFPBB News

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