台湾との友好・交流を促進する日本の民間団体、台湾協会の関係者から台日友好への自身の貢献に感謝を示す盾を受け取る謝長廷駐日代表(右)=14日、東京で楊明珠撮影

写真拡大

(東京中央社)台北駐日経済文化代表処の謝長廷(しゃちょうてい)代表(大使に相当)は14日、台湾との交流や友好を促進する日本の民間団体、台湾協会が東京都内で開いた年会に出席し、台日友好への謝氏の貢献に感謝を示す盾を受け取った。

謝氏は6月に駐日代表着任から満8年を迎える。同協会の清水一也理事長が「台日友好 善の循環 感謝」と刻まれた盾を手渡した他、謝氏の日本での8年間の活動を記録した映像が流された。

盾に刻まれた「善の循環」について謝氏は、自身が言い始めた言葉だとした上で、台日が災害や困難に見舞われた際、互いに支援の手を差し伸べ、共に困難を乗り越えるという貴い精神を表したものだと説明した。

同協会は1950年、日本統治時代の台湾で生まれて戦後日本に引き揚げた「湾生」の人々により創設された。

(楊明珠/編集:田中宏樹)