ナイキがパリでショー開催 トラヴィス・スコットや阿部千登勢も来場
ショーは、「ナイキ ペガサス 41」やペガサスシリーズの上位モデル「ナイキ ペガサス プレミアム」などを披露したNike On Airの一環で開催。会場となったブロンニャール宮殿のエントランスでは、レブロン・ジェームス、アレクシアプテラス、ベベ・ヴィオ、キリアン・ムバッペ、シャカリ・リチャードソン、ビクター・ウェンバンヤマの6人の選手をモチーフにしたオレンジ一色の彫像を設置。高さ8〜11メートルの巨大な彫像は、いずれもQRコードを読み込むとそれぞれの功績を称えたARが表示された。
ショーでは、アスリートたちが2024年版フェデレーション・キットを公開。アメリカの陸上短距離選手 シャカリ・リチャードソン(Sha'Carri Richardson)や、ケニアの陸上競技選手 エリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)らが出演し、各選手を紹介する場面では観客席から歓声が沸いた。日本からはスケートボード選手の中山楓奈が出演した。ナレーションはテニス界のレジェンド セリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)や、バスケットボール界のスーパースター ビクター・ウェンバンヤマ(Victor Wembanyama)、ケニアの1500メートル世界記録保持者のフェイス・キピエゴン(Faith Kipyegon)、ナイキのチーフ・イノベーション・オフィサーのジョン・ホーク(John Hoke)、ナイキのメンズ&ウィメンズスポーツマーケティング担当副社長のターニャ・フビズダッグ(Tanya Hvizdak)が担当。最後にセリーナ・ウィリアムズが登場してフィナーレを飾った。
ショー終了後は、パリ・サンジェルマンFC(Paris Saint-Germain Football Club)所属でフランス代表のキリアン・サンミ・エムバペ・ロタン(Kylian Sanmi Mbappé Lottin)ら世界最高峰の13人のアスリートとの共同開発プロジェクト「A.I.R(Athlete Imagined Revolution)」で作られた作品を公開。「ナイキ スポーツ研究所(Nike Sports Research Lab)」のデータやAI、3Dプリントを活用しながら、アスリートのクリエイティブな才能を掛け合わせ、「Nike Air」を用いた未来のパフォーマンスフットウェアを提案した。
ゲストとして来場したトラヴィス・スコットは会場に姿を現した瞬間から大きな注目を集め、発表会を終えた後はすぐさま多くの来場者に囲まれた。ロナウジーニョらと記念撮影を行うシーンも見られた。
なお、来場者は最新の「エア マックス Dn(Air Max Dn)」や、「エア フォース 1(Air Force 1)」、「エア マックス(Air Max)」シリーズなどの着用が目立った。