シカゴでの対カブス戦で2号2ランを放った大谷翔平(写真・AP/アフロ)

 開幕から9試合め、じつに41打席めの快音だった。米大リーグ、ドジャース大谷翔平が4月4日(日本時間)、移籍後初のホームランを打った。

 エンゼルス時代の2018年、大谷がメジャー初ホームランを打ったのも、この日。MLBの公式SNSには「大谷翔平、キャリア初本塁打とドジャース初本塁打を同日達成」のコメントも載り、全米をあらためて驚かせた。

「試合後の会見で、大谷選手は『なかなか調子が上がってこなくて、あせる気持ちを我慢しながら、自分のスイングをしようと努めてきた。1本出てよかったと思います』と語っていましたが、最後には『メンタルを言い訳にはしたくはない。そこも含めて技術だと思っているし、そこも含めて、自分がここまで結果が出てない実力だと思います』とも語っています。やはり、元通訳の水原一平氏の一件で環境も落ち着かず、それが影響したのだと思われます」(スポーツライター)

 その状況を支えたのは、言うまでもなく新妻の真美子さんと愛犬のデコピンだ。

 次の試合で、さっそく第2号ホームランを放った大谷は、ホームベースを踏むとき、さり気なく左手薬指にキス。これが「真美子さんへの愛と感謝の表現」と話題になっている。

「サッカーでも野球でも、外国人選手は得点を決めると同じようにキスをします。大谷選手も、それにならったのかもしれません。大谷選手はエンゼルス時代の2023年6月にホームラン25号、日米通算200号を打ったときも同じことをしており、『婚約をしたのは去年』と発言したことから、『あれは(婚約の)匂わせだったのか』と話題になりました」(同前)

 この「薬指キス」にSNSでは《ホームラン後の薬指にキス最高大谷さん》《やっぱり左手薬指にキスしてる? 素敵だなぁ》《大谷さん真美子ちゃんにゾッコンやんけ》などの声が上がる一方で、変にアメリカナイズになってきたな》《左薬指にキスするタイプとは思わなかったなー》《ホームベース踏んだ時に左手薬指にキスしてるの見て、ドン引きしてしまった》など、大谷らしからぬアクションとして“がっかり”するコメントも多かった。

 賛否はさておき、これからどんどん「左手薬指のキス」が見られるような活躍を期待したい。