不適切な発言が問題視された静岡県の川勝知事は4月2日、突如辞職の意向を表明しました。3日午後、会見を開き説明する方針です。

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静岡県 川勝平太知事>

「午後3時半に会見します」

突然の辞職表明から一夜明け、静岡県の川勝知事は3日午前11時前、公舎を出る際、午後の会見で説明すると答えました。

静岡県 川勝平太知事>

「6月議会をもって、この職を辞そうと思います」

川勝知事は2日、新入職員への訓示で職業差別とも受け取れる発言をしたことに関して報道陣の取材に応じ、「不愉快な思いをした人がいたら誠に申し訳なく思う」と謝罪した上で、2024年6月の県議会をもって辞職すると表明しました。

川勝知事をめぐっては、いわゆるコシヒカリ発言など不適切な言動によって度々物議を醸し県議会でも追及されていました。

関係者によりますと、辞職表明の直前には立憲民主党静岡県連の顧問を務める渡辺周衆議院議員に連絡し、「リニア問題も目途が立った。やってくれませんか」と次の選挙を念頭に事実上の後継を打診していたということです。

リニア工事をめぐっては、大井川の水への影響などを懸念して川勝知事が静岡工区の着工を認めておらず、JR東海は3月29日、当初予定していた2027年開業を「実現できない」と明らかにしたばかりでした。

<島田市 染谷絹代市長>

「リニアに関することで言えば、知事の辞意表明はひとつのターニグポイント。本来あるべき議論に戻るきっかけになればありがたい」

リニア中央新幹線の工事による水の問題が議論されている大井川流域の市長は3日朝、大きな分岐点だと語りました。