ドジャースのタイラー・グラスノー【写真:ロイター】

写真拡大

米ポッドキャスト番組で語ったエピソードを米紙が紹介

 米大リーグは28日(日本時間29日)に今シーズンが本格開幕を迎える。すでに先週の韓国シリーズで先行開幕したドジャースは今季から加入した大谷翔平投手に注目が集まる中、同じく新加入したタイラー・グラスノー投手とガールフレンドとの“映画みたいな”交際エピソードが話題だ。米紙がポッドキャスト番組内で公開したストーリーを紹介している。

 昨季レイズで10勝をマークし、オフにトレードで加入したメジャー9年目のグラスノー。21日に韓国・ソウルで行われたパドレスとの開幕戦で先発のマウンドに上がり、今季ドジャースのローテーションの軸として期待されている。28日のカージナルス戦でも先発予定だ。

 米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「タイラー・グラスノーが南カリフォルニアのクールさをドジャースに加える 彼はホームタウンのチームに栄冠をもたらせるか」との見出しで記事を掲載。グラスノーが米ポッドキャスト番組「ザ・クリス・ローズ・ローテーション」に出演した際、ガールフレンドであるメーガン・マーフィーさんとの出会いが、2021年のレイズの試合だったと説明したことを紹介し、グラスノー本人の話を掲載している。

「(客席にいた)ちょっとキュートな女性を見つけたんだ。我々のカメラマンにズームしてもらって……奇妙に聞こえるだろ……でも彼女は和やかな近所の女の子って感じだった。だから、自分の電話番号を書いたボールを彼女に向かって投げて、テキストメッセージを送ってと伝えたんだ。次の試合にも彼女は来てくれて、僕に向かって彼女の電話番号が書かれたボールを投げてきて、テキストメッセージを送ってと言ってきたんだ」

 球場内での“偶然”の出会いから交際に発展。グラスノーは「何も起きないかなと思っていた」そうだが「その後彼女と会って、最高だったよ。とても素晴らしい性格で旅行好き。楽しいし気楽なんだ。(自分の電話番号が書かれた)ボールを誰かに投げるなんて初めてだったよ」と現況だけでなく、自らが起こしたアクションを振り返っている。

(THE ANSWER編集部)