「セリーヌ」初のコスメティックラインが今秋誕生 香り付きのリップを発売

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「セリーヌ(CELINE)」が、メゾン初のコスメティックラインをローンチする。第1弾としてリップスティック「ル ルージュ セリーヌ(LE ROUGE CELINE)」の「01 ルージュ トリオンフ(ROUGE TRIOMPHE)」を今年秋に発売。2025年1月には15色で構成するリップコレクションをローンチする予定だ。

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 セリーヌのクリエイティブディレクターであるエディ・スリマン(Hedi Slimane)は、2019年に自身がブランドのために初めてディレクションしたフレグランス「セリーヌ オート パフューマリー コレクション」を発売。2022年にはキャンドルコレクションを追加し、2023年にはパフュームドペーパーとセラミックといった香りのオブジェを披露した。

 ル ルージュ セリーヌはエディが監修し、パフォーマンスと快適さ、クリーンな処方を追求。オートクチュールのサテン生地のなめらかな質感に着想したテクスチャーに仕上げ、89%天然由来成分を配合し、唇にうるおいを与えながらロングラスティングな処方により、美しいツヤが持続する。香りは、オート パフューマリー コレクションを連想させる、ローズとパウダリーノートを中心とした70年代のアコードを取り入れた。

 リップスティックは詰め替え可能で、ケースはエディがルイ16世の金の宝石とアールデコ期の独特のモダニズム・ミニマリズムからインスパイアし、優雅なクチュールオブジェをデザイン。ファセットゴールドメタルのケースの天面には、メゾンを象徴する「トリオンフ」のエンボスを配した。また、ケース中央を囲うリングには、「LE ROUGE CELINE PARIS」の文字を刻んでいる。トリオンフのモチーフは、リップの芯や、ブラックのベルベット生地で仕立てたポーチにもあしらった。外箱はエンボスレザーのグレイン・ド・プードルのテクスチャーを彷彿とさせる加工を施した。

 なお、今秋ローンチするリップスティックはアメリカやヨーロッパ、中東、中国以外のアジアで展開。日本でも発売を予定している。

 今後は、シーズンごとにリップバームや、マスカラ、アイライナーとアイペンシル、ルースパウダー、ブラッシュ、マニキュアといったビューティアイテムを発表するという。