「ヒデキは突然現れた」松山英樹の6打差大逆転Vに賛辞止まず 敗れたライバルも脱帽「負けるのはちょっとした喜び」
見事な逆転優勝を飾った松山。彼の怒涛の巻き返しに賛辞は相次いだ。(C)Getty Images
猛烈な巻き返しに賛辞が集まった。
現地時間2月18日、米男子ゴルフツアーのジェネシス招待は、リビエラCC(7322ヤード、パー71)で最終日が行われた。7位で出た松山英樹(LEXUS)は9バーディー、ボギーなしの62で回り、通算17アンダー。首位との6打差をひっくり返して米ツアー9勝目をマークした。
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この日は出だしから冴えていた。1番のパー5から3連続バーディーを奪った松山は、後半も10番からまたも3連続バーディーを記録。優勝争いに食い込むと、15番パー4から3度目の3連続バーディー。62のビッグスコアを叩き出し、一気に大逆転を決めた。
驚異的な追い上げには地元記者も唸った。米版『Yahoo! Sports』のライアン・ヤング記者は「ヒデキ・マツヤマは終盤の驚異的な追い上げで、ジェネシス・インビテーショナルを制した」とリポート。「この日曜日、ヒデキはどこからともなく、突然現れた」と、6打差をひっくり返しての優勝を興奮気味に伝えた。
また、松山と優勝を争ったウィル・ザラトリスは、最終日後のフラッシュインタビューで「最終日に62を出す人に負けるのは、もはやちょっとした喜びすらある」とコメント。さらに「日曜に62を出せば、普通はトーナメント優勝か、大金を手にすることができる。だからヒデキのプレーには脱帽だよ。本当に素晴らしいプレーだった」と手放しでライバルを絶賛した。
貫録のパフォーマンスでツアーを制した松山。その戴冠劇に対する反響は、しばらく続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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